はなまるうどん→
うまい屋と、転々と変わっては閉店しているコープソシア店のテナントスペースに、昨年の12月にオープンした「そば 天喰(てんくう)」というお蕎麦屋さん。今度こそは定着して欲しいなぁと思いながら、そしてオープンしたのがお蕎麦屋さんだから嬉しいなぁと思いながら、顔を出してみました。南区川沿5条2丁目。初。
いわゆる「居抜き」で店をオープンしているから、お店の作りは前の「うまい屋」の頃とほとんど変わっていないイメージ。
そば屋でいつも食べている「もりそば」が無い!!と思ったら、「てぬきそば」という名称で出されていた。海苔も何ものっていない「素そば」だから「手抜き」ってことね。なるほど。
メニューをよく見ると、この「てぬきそば」とミニ丼のセットがお得な感じがしたので、「とりからあげ丼」をチョイス。そして蕎麦は「ごま・やぶ・幌加内(+100円)」から選べるというので、無難に「やぶ」を注文。
そばの量は値段と比べても多いし、嬉しい感じ。
とりからあげ丼は、ミニ丼という割りには大きいし、からあげもカリっとあがっていて良かった。
でも良くないと思った点が幾つか。
1)私語多すぎ・・・あまり忙しい時間帯じゃなかったとはいえ、あれはひどすぎ。
2)店長じゃない方の男性従業員、清潔感なさすぎ・・・いくら見た目は味に関係ないとは、ちょっとびっくりしちゃいました。
3)冷たい蕎麦を作るとき、茹でた蕎麦を冷たい水で締めるのだけど、この時期水がとても冷たいから、ほんのちょっとだけぬるめにして締めてるんじゃないかな。おかげでぎゅっと締まりきっていない。
・・・例えばの話。
そばが好きで好きで、脱サラして修行してそば屋さんを始めました。というお店のもりそばは、本当に冷たく締まっていて、こんな冷たい水の中に手を入れて作業してくれたんだと思うと、それだけで頭が下がる思いでいっぱいになります。
例えるならば、そんな思いが感じられなかった。
4)あとこれは個人的な要望ですが、そば猪口をもうちょこっと雰囲気のあるものにしてくれたら、それだけで2割増しで美味しい気持ちになれるはず。立ち食いそば、社員食堂のようなそば猪口だったから。
まぁ、今後に期待です。
てぬきそばとミニ丼セット 714円